声帯結節・声帯ポリープ

声帯結節・声帯ポリープの方のためのボイストレーニング

当校代表 宮島による声帯結節・声帯ポリープの方のためのボイストレーニングは定評があり、10年ほど前から、年齢の事情などで声が出なくなったかたで、お医者様にいっても特段の処置のしようのない生徒さんなどを積極的にケアを行っております。このトレーニングは、生徒さんの根気と、声が出せるようになりたい。という思いにこたえたいという一心で行っております。

声が出ない症状のいろいろ

声が出ない症状にもいろいろありますが、まず第一にお医者さまの処方箋や、外科的治療でなければ絶対に良くならないような症状の場合は当然リファーします。ボイストレーナーはお医者さまではありませんので、もう何らかの手を加えなくてはならないような症状の場合は、手出しできません。ただし、このままいくと外科的治療になってしまう。というような方や、「様子を見てください」と言われているような方の場合で、明らかに発声の仕方に問題がある場合は適切なアドバイスをしていきます。

非常に難しいケース

明らかに声帯ポリープがある場合。しゃべっている声もかすれてしまい、もう普通に生活をしているだけでも他人から聞いていて聞き苦しい声の場合で、生まれつきではなく明らかに声帯ポリープのできる原因がわかっているような場合です。この場合は、ポリープができてからの経過時間・ご自身の生活環境などにより、ある程度良くなっても確実に医師の診断が必要なパターンです。

グレーゾーン

ご自分では大したことがないと思っていても、例えば1時間のレッスンに耐えられるような声帯ではないとこちら側が判断した場合です。ボイストレーニングが、病変を加速させてしまうような可能性が少しでもあれば、治療を優先していただきます。ただし、ボイスクリニックなどで、ボイストレーニングを推奨されてこられているような場合はその限りではありません。その場合は

まず、声帯の開閉の感知認識能力を引き上げていただくために、しばらくは裏声のみのトレーニング、そしてそのあとで声帯閉鎖のトレーニングを行っていきます。これは大変慎重な姿勢が必要なトレーニングで根気が要ります。もし、ここで無理をすると病変が悪化します。

声帯の使い方がご自身で理解できないと、基本的に声を自由に使うことが制限されます。そもそも声帯結節の場合には、声の出し方が悪いのが常習化していることにより起こっているので、常習化をやめなくてはなりません。とくに、お医者さまからボイストレーニングを推奨されている場合には、今手術をしても、発声が悪いとあっという間にもとに戻ってしまうという事がわかっているからです。

是非ともボイストレーニングを推奨したい方

声帯ポリープや声帯結節ではなく、声帯萎縮など年齢の都合などで声はもっと出したほうがよいと診断されている方、もしくは、お医者様では太刀打ちできないような事例。声帯がやせ細る。声帯の表面がぶよぶよになっている。ような例です。

下記の生徒さんは結節ではなく、声帯萎縮の生徒さんです。手術歴などありません。年齢の都合により声が出なくなってしまった方の例です。

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3年後です。(聞く方が聞けば、声の違いが判ると思います。)

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具体的な声帯結節の方のためのトレーニング方法も掲載しています。

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