声帯結節対応

声帯の病気にも対応できるレッスンです。

最近、当校に「声帯結節」を含む声帯に関するトラブルにまつわるレッスンのお問合せが増えております。
始めにまずお話しておきたいのは、「われわれボイストレーナーはお医者さんではない。」ということです。
出来れば、病院へ行く前の段階でご相談いただくか、実際に手術や治療をされて、そのあとで=治療の場合は同時が可の場合もある)お医者様から「ボイストレーニングを受けたほうがいいよ」と勧められた場合であれば、ご対応可能です。
※ボイスとレーニングで声帯結節やポリープは消えません。※

声帯結節・声帯萎縮対応

こちらも、混同しがちなのですが、声帯萎縮の方と声帯結節の方は根本的に対処方法が変わります。先ほど書きましたように、声帯結節の方の場合は保存・温存がとっても大切で、ボイストレーニングをやっても大丈夫な状態かどうか?の見極めがまず大切だと考えています。
声帯萎縮です、とお医者様から告知を受けた場合、で外科的な治療や薬の投与などとは別にご自身でも声の訓練を受けられたい場合には、こちらで「適切な呼気のコントロール」を中心にして、声帯の閉鎖のトレーニングを行っていきます。

声帯結節になるまでの経緯(経験談から申します。)

第一段階

急に、喉が乾燥したような違和感がある。咳払いを無意識にしはじめて「うん」「うううん」と時間ごとに行っている。

第二段階

何となく、喉に違和感と同時に、声に張りが無くなってきた気がする。もしかして風邪ひいたのかな?と思う状況が長く続く。
長時間喋ると、声がかすれる。という状況が増えてくる。歌を歌うと、高い声を出すような「張り声」だときれいに声帯がくっついてのびやかな声になる。
鼻が詰まっているのかな?と思うようなノイズが発声練習中に入るようになる。

第三段階

歌うと、高音域の途中で急に声にならない場所が増えてくる。何をやってもダメで、そのうち息を「は~」と吐くだけでも「す~」という強いノイズが入る。

ラスト段階

喋る声自体がだみ声に聞こえてくる。ポリープと違ってよくよく聞けばちゃんとした「声」として機能しているが、そのだみ声が蔓延して、ほぼ声の嗄声(かすれ)がない部分はなくなっている。
と。このような感じになっています。
体験レッスンの時に、まれにレベル3の状態でいらっしゃる方がいますが、迷わず病院の受診を先にお勧めしています。当校にいらっしゃる方で多いのは第二段階の方です。第二段階は、実にグレーゾーンです。
3か月ほどレッスンをして、違いが出ない場合には、お医者さまの受診をお勧めします。

ムラーラミュージックオフィスが推奨する、声帯結節の方のための動画

以上となります。ご参考になさってくださいませ。
声帯結節の対応レッスンもすべてオンラインで受講可能となります。代表ボイストレーニングと、一般コースでは金額設定が変わりますが、まずは代表の体験レッスンを受けていただき、現状を把握させていただいた上で、レベルを判断し、そのあとで通常コースのレッスンを受講いただけます。ただし、第二段階以上を見込まれる方の場合には、医療機関の受診をお勧めしております。また、最近ではすべての生徒さんの様子を私が把握するようにしています。特に、声帯結節関係の方は刻一刻様子が変わる時期になると、方向性が非常に重要となってきます。
お問い合わせはこちらよりお願いいたします。

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