仕事を取れるボイスサンプルを上げられる人と上げられない人の違い。

仕事につながるボイスサンプルをあげられる人とは?
仕事につながるボイスサンプルを上げられるひとの特徴は、ズバリ「ご自身の声の特徴をプランニング出来ている人」です。
自分の声の良さを知って、自分の声の音域のどこに魅力があるのか、その声をどう使うべきか?(エアー発声なのか、パリっとした声なのか、低音なのか、高音なのか)
こういったプランニングを客観的に出来、かつその声が確実に生かせる原稿を自分で作れる人の事です。
良くあるのが、声優さんがナレーションでこれからお仕事を取ろうと考えた時に、ご自分の声の演技で向いているキャラクターに寄せた原稿しか作らない。というパターンです。
これはどういうことかと言いますと、声優さんの場合には、基本的に声をその「絵のキャラクター」に寄せていきます。
ただし、ナレーションの場合には絵のキャラクターではなく、その商品やサービスを提案(PR)する際に、どういったキャラクター性の人に「「シェアされたいか」というエンドユーザーさんと、エンドクライエントさんの意向を汲むことが大切なのです。
しかしながら、まず入口として「この人にナレーションをお願いしてみたいな♪」というとっかかりとして、最大限にPR出来るボイスサンプルが必要。という考え方が大事だと考えています。
わかりやすいのが、声優さんとして知名度がバッチリ。アニメの〇〇というキャラで超人気の声優〇〇さん。であれば、「その声優さんに(キャラクターに)この商品PRをしてほしい」という欲求が企業側に生まれるのは当然ですよね。
カレーのパッケージがわかりやすいです。
どこからのカレーの商品では、その当時人気の「アニメ」や「ゲーム」のキャラクターが起用されます。
凄いですよね。お野菜嫌いの子供でも「お母さんこれ買って、これ欲しい」と言えば、お母さん的にも「野菜嫌いの子供でも、このカレーなら食べるかしら?」となるわけです。
昔小さい時(年がばれますが)、「おもしろカップ」ってあったんですよ。
これは、カップラーメンなんですが確か女の子用と男の子用とあって、おまけがついていた記憶があります。
と、このように、人気の〇〇のキャラクターの方であれば、こちらからお願いしなくても企業側がいくらでもオファーします。
ですが、大概の場合そうではないと思うので、こちらから「こんなんもできまっせ!」とPRをする必要があると考えています。
そして、現代は「すごく玄人」よりは「ちょっとTIKTOKとかのチャンネルでも読んでいそうな聴いたことがありそうな声」みたいな、寄り添いがたサウンドの方もすごく人気。
基礎が出来た上で、少し寄せて上げられれば、パーフェクトと言えるでしょう!