オンラインレッスンは何故熟練した講師でないとだめなのか?

オンラインレッスンは熟練した講師から習うべき。

衝撃的な見出しですが、事実です。
オンラインレッスンは、通常のレッスンが普通にこなせるだけの技術の方では、不足です。
何より、たぶん時間が有効的に使えないと思います。
時間を有効的に使うには、「1時間を隙間なく埋めるだけの技量が必要」ということなのです。
正直、対面レッスンでは相手が何かをしている時間は「苦痛」ではありませんが、オンラインですと見えなくてよいところが気になり、見えてほしいところ(ちょっとした目の動きや体の動きや、興味を示す動作」などはかわりにわかりにくくなります。

ですから、オンラインの相手側に対してもちょっとした気遣いと温かい心使い。気づかなくてよいことは気づかないふりをし、知っておいてほしいことは何倍にもわかっている「風」がちゃんとできるかどうかが非常に重要となります。

オンラインレッスンで必ず困ること。

オンラインで絶対に困ることは、これは音楽に限らず「タイムラグ」があることです。
講師は、そのタイムラグを「不自然の間」にしてはならないので、相手側(生徒さん)が「あれ?」と思うほどの隙間ですら与えないことが大事なのです。

タイムラグを感じさせないように、常に「テンポ感」がある、リズムのある語り掛け、リズムのある進行。これが絶対条件となります。

伴奏が聞こえない

この伴奏が聞こえない現象は、やはりオンラインが「通信」であるということの証になります。
たくさんの音をいっぺんに弾いたときに、「音が急に小さくなったよ」ということが起こります。
これは、通信でのキャパシティ(容量=パソコン状況やネットの速度などにより多少影響)によるものですが、対面では絶対に起こりえないことです。
ただ、伴奏ではなく、単音での演奏で切り替えれば、そのあたりの悩みは軽減します。

演奏の物足りなさは講師の模範歌唱でカバー

演奏が単音になって、全体的に物足りなくなった場合、「いきなりさみしい」感じを脱却するために講師の模範歌唱でカバーします。
「このような感じで表現してみてください」といった感じでニュアンスで表現を行います。
ちなみに、ムラーラミュージックオフィスのYOUTUBEチャンネルで、現在少しずつ生徒さんのレッスン動画をアップさせていただいておりますが、
見ていただけますとわかりますように、こちらも間髪入れずに生徒さんにどんどんアドバイスをしております。

それに、ちょっとした音の違いをしっかりピックアップして、相手にわかるようなわかりやすいアドバイスをしていきます。

うまくいけばレコーディング対策になる。

うまくいけば、オンラインレッスンはレコーディングの予行練習になります。
というのも、オンラインの環境は、レコーディングと非常に近いのです。
ですから、ちょっとした音のぶら下がりなども、対面よりも近い環境で聞き分けられるのがこのオンラインです。
オンラインレッスン後、急激に音程のはずれが治った生徒さんも事実、見られました。さまざまな使い方ができる
「オンラインボイストレーニング」なのです。
これを機に、ぜひ体験レッスンを受けてみてください。

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