外国語映画吹き替えの極意。
外国語映画の吹き替えを劇的にうまくする方法
興奮冷めやらぬ、良いレッスンが出来た1日でした。
ナレーションのレッスンも好きなのですが、外国語映画の吹き替えのレッスン・・・面白いです。演技のレッスン・・・・おもしろい。
私は舞台経験も何もないのですが、唯一耳の良さだけは誰にも負けない自信がありまして、その耳の良さを駆使して、「この場所に声をください」と言って、適正の音程やトーンやリズムを学んでいます。
昨今、外国語映画の吹き替えも「違うそうじゃない。」みたいな方、増えていると思います。
色々なネットフリックスやアマゾンなどのツールで日本語翻訳されている作品も沢山ありますから、その数だけ役者さんも存在しますので。
色々な事務所さんが扱っているのだと思います。
もし皆さんが見ていて、「この人の演技、なんか違和感がある」と思ったら、それは演技ではなく発声の仕方が間違っている可能性が高いです。
演技、と言うのは「本人を演じる」ことで生まれるものですが、そういった違和感の場合、本来あるべきところに無ければならない「音のトーン」や「音のリズム」が外れている可能性が高いです。
元々、翻訳される前は英語の言語です。英語の言葉には独特なリズム、息遣い、トーンがあります。いくら日本語で表現を変えたとしても、そこの所を飛ばすことは出来ません。
そして、発声の上でも日本語独自の「5種類のあいうえお」の発声だけでは足りないと思っています。英語の発音では母音は10種類あると言われています。
その細かいニュアンスを取りこぼさず、少しでも日本語のニュアンスを英語に近づけようとすること自体が正しい発声を生むと思っています。
ちなみに、アウターマッスルとインナーマッスル。発声に主に必要なのはインナーマッスルだと考えています。
アウターマッスルの特徴は「大きく動く筋肉」であることです。インナーマッスルはゆっくり、小さな動きです。
こういった観点からも、インナーマッスルを鍛える訓練法もいわゆる腹筋的なああいう動きでは賄えないと考えています。
さて、皆様体験レッスンをぜひご賞味ください( ´∀` )細かなニュアンスレッスンは代表レッスンでのみ、お受けいただけます。ちなみに、音声分析サービスはだいぶお勧めです。