滑舌を良くするボイストレーニング

滑舌に関する重要な情報をアップしました。

滑舌に関する重要な情報をあげました。

メインHPのブログに、滑舌に関する重要情報をアップいたしました。

心電図情報をどう読み解くか? ある時先生と滑舌の研修を行っていました。その時に飛び出した私の名言です。(笑)
滑舌情報は、発音の「心電図」です。 | ボイストレーニング(ボイトレ)なら東京の... - ボイストレーニング(ボイトレ)なら東京のムラーラミュージックオフィス

こちらの記事をご覧ください。

こちらの記事から、滑舌のレッスンはどういったところの観点が非常に重要なのかを詳しく書いています。

この記事にも書きましたが、ご自身の滑舌の問題点を具体的に言葉に出して説明できていた方というのは、今までの全体のおよそ4割程度でした。

残りの6割のうち、「何となくこの音が怪しいと思う」と答えられる方がその中の半分に満たないぐらいで、あとは「滑舌が悪い」という自覚にとどまる程度になっています。

むしろ、滑舌がそんなに悪いとは思っていない。という方も中にはいらっしゃいますし、実は滑舌そのものではなくて発声に問題があるというパターンでも、「自分が滑舌が悪い」という認識にとどまっていて、発声そのものには原因が無い。という考えでいらっしゃる方も少なくありません。

今まで体験レッスン含め、滑舌の問題に触れてきて多かった問題点に関して下記に挙げます。

今まで多かった滑舌とそれに起因する問題点

1 母音が明瞭ではない=このパターンの場合、口の開け方。舌の使い方、発声と原因が多岐にわたっているため、ご本人の自覚がかなり弱いことが多いです。

2 歯擦音の問題==この場合は、歯擦音が明瞭ではない場合と、うるさすぎる場合の2つに分かれます。

3 全体的に滑る=この場合は、滑舌よりも発声に原因が多いことがほとんどです。多くの場合は発声時の重心が体の上部にとどまっていることが多く、重心を下げることにより解決します。

4 ラ行とダ行の混濁=受け口、オープンバイト等ボイストレーナーには治せない機能障害の場合が全体の3割程度です。この割合、少ないようでいて意外と多いです。なので、この場合には完全になおすのは不可能に近いのでその場でご説明します。理由は、歯並び、舌癖で、これらは本来幼少期に対処しなくてはならない問題です。

5 アクセントの認識違い=地方出身の方などで、正しいアクセントが出来ておらず、アクセントを治した際に、発声の位置が変わってしまって滑舌が一時的に不明瞭になる現象です。地方によっては、上唇をあまり動かさない(寒い地域)で話す等の要因です。意外と少なくありません。根本的にアクセントを治して、その後で発声について正しい場所を伝えます。

と、ざっと挙げただけでこれだけのパターンがありあす。あくまで、滑舌に起因する問題ですので、純粋に発声の問題(ブレス)等入れたら、もっとやらなくてはならないことが多い。という事です。がんばりましょおおぉ

 

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